「筋肉痛少しあるけど筋トレしてもいいかな…」
筋トレは筋肉痛がなくなった時、ってよく聞きますよね。
でも筋肉を押すとかすかに痛むくらいならどうなの?っていうのは初心者にありがちな疑問。
この結論としては、
軽い重量ならしてもいい!
という感じになります。
僕自身軽い筋肉痛、激しい筋肉痛、どちらの状態でも筋トレして色々確かめてきたんですよ。
そこでの体感からの答えとしてはこんな感じになります。
解説ポイントまとめ
- むしろ筋肉痛が回復する
- ダイエットにはかなり有効
- ケガのリスクはやっぱり上がる
やった場合、やらなかった場合のメリットデメリットをまとめてみました。
完全回復まで待ってたら1週間以上かかる!という人はぜひ参考にしてみてください!
目次
筋肉痛が少し残ってる時の筋トレ【メリット編】
軽い重量で筋トレする意味、メリットというのがコチラ。
筋トレするメリット4つ
- マッスルマインドコネクションが強くなる
- 筋肉痛の回復になる
- ルーティーンを守れる
- 代謝がアップする
結構メリットありますよね!
筋肉痛がある時にしか得られないものもあるので狙ってするっていうのも一つの手。
詳細とともに軽い重量じゃないとダメな理由も見ていきましょう!
1、マッスルマインドコネクションが強くなる
まず一つ目がマッスルマインドコネクションが強くなるというもの。
筋肉痛があるとよりしっかりその部位を意識できるからですね。
マッスルマインドコネクションというのはその名の通り筋肉と意識を連結させること。
大胸筋をぴくぴくさせるマッチョがいますがあればこの連結がしっかりしてるからできるんです。
これを繋げるためには強くその部位を意識しながらトレーニングする必要があります。
でも初心者のうちって中々そういわれても難しいんですよね。
そこで軽い筋肉痛が役に立つ!
筋トレすると痛みがあるからその部位を嫌でも意識せざるを得ません。
この状態で筋トレを続けると普通にやるよりよっぽど早くコネクションが発達するということ。
筋肉痛の痛みを逆手に取った上手い使い方ということですね!
2、筋肉痛の回復になる
2つ目は筋肉痛の回復につながるというメリット。
これは筋肉痛の回復には血流を流してあげることが有効だからです。
筋肉痛が治るには色々条件が必要なんですがその一つが血流。
血行がよくなることで、筋肉痛が和らぎ、疲労回復にもつながります。
コチラより引用
下半身ならウォーキングなどが有効ですが上半身はそうもいきませんよね。
そこで使えるのが軽い筋トレということ。
軽い筋トレの例
- 大胸筋:自重の腕立て
- 広背筋:追い込まない自重懸垂
- 腹筋:ただの状態起こし
この辺りでパンプするくらい追い込むとあら不思議!
次の日にはかなり筋肉痛が軽くなってるんですよ。
僕自身体験してそう報告してる人も大勢いるので間違いありません。
おはようございます!今朝も30分間筋トレしました。HIITと握力を鍛えて、前屈と巻肩解消ストレッチをしました。前回の筋肉痛が残っていましたが、身体を動かすことで軽くなりました。#筋トレ #HIIT #NTC #NikeTrainingClub
— たれめし@夫婦でブログ運営 (@ta0meshi) November 13, 2022
他の部位のセットを全部終わらせた最後に追い込まない程度にパンプさせるとトレの周期も乱さずに済みます。
どうしても筋トレしたい場合は軽い重量で回数重視のトレーニングにしておきましょう!
3、ルーティーンを守れる
3つ目はルーティーンを守れるというメリット。
筋トレを休まないことは中○○日のペースを守ることにもつながります。
筋トレに慣れてる人は大体筋トレのペースがあると思います。
筋トレペース
- 月曜日:胸の日
- 火曜日:背中の日
- 水曜日:足の日
- 木曜日:休み
- 金曜日:胸の日
みたいな感じのルーティーンですね。
でも筋肉痛があるから1日スキップしちゃうと予定が総崩れしちゃうんですよ。
しかし軽くでもいいからトレーニングすることでこの決められたルーティーンを守ることができます。
人によっては時間の都合がこの曜日しか取れない!という場合もあるはず。
そういう多忙な人は無理にでもやるメリットは大きいということ。
最初に決めた通りやらないと気持ち悪い!という完璧主義者もやったほうがスッキリするでしょうね。
4、代謝がアップする
4つ目は代謝がアップするということ。
筋トレはトレーニング後に脂肪燃焼効果があるんですよ。
これを専門用語でEPOCと言います。
Excess Post-Exercise Oxygen Consumption (運動後過剰酸素消費量)
要は運動後に燃焼する脂肪、消費するカロリーのこと。
筋トレはこれが有酸素運動などよりも大きいんです。
なので軽い重量でも筋トレをすれば代謝が上がりダイエットに効果的だということ。
減量中の人は特に嬉しいメリットになりますね!
やるなら午前中が有効
この代謝アップはその後しばらく続きます。
なのでそのあとすぐ寝てしまう夜よりも朝や午前中の方が効果的です。
ココがポイント
- 仕事
- 通勤、通学
- 買い物
色んな行動の脂肪燃焼効果が上がるのですごい効率いいんですよね。
減量中の人はこういうメリットも考慮してペースを考えてもいいかも。
筋肉痛が少し残ってる時の筋トレ【デメリット編】
これだけのメリットがある一方でデメリットもちゃんとありました。
まあデメリットがなかったらみんな筋肉痛でもガンガンやってますからね!
筋トレのデメリット2つ
- ケガの可能性がある
- 全力でトレーニングできない
そのデメリットがこの2つ。
数は少ないですが結構大きなポイントです。
1、ケガの可能性がある
まず一つ目はケガの可能性があるということ。
痛みがあるとフォームなどが乱れやすいからです。
筋肉痛がある状態で筋トレするとその痛みを避けようとすることがあるんですよ。
その結果フォームが乱れて腱や筋に負担がかかりケガのリスクが上がるということ。
危険なポイント
- ベンチプレスが横にブレる
- スクワットで前に傾く
- デッドリフトで腰を反らせない
などなど。
高重量かつフリーウエイトだとこのリスクもさらに上がりますね。
軽い重量ならOKっていうのはこういうリスク軽減の意味も含まれてるんです。
筋肉痛時の筋トレにはこういった大きなけがのリスクが潜んでることも覚えておいてください。
ケガリスクを下げたい場合はマシンを
ケガの理数を下げたい場合はマシンがオススメ。
マシンなら軌道が決まってるのでフォームが乱れたりして炒める可能性が低いんです。
誰がやっても同じ軌道。
ここでも買い重量を意識してくださいね!
2、全力でトレーニングできない
2つ目は全力でトレーニングできないということ。
筋肉痛があると100%の力が出せないんですよ。
ベンチプレスで100キロ10回できた場合でも80キロ10回程度まで落ちちゃいます。
全力が出せないということは成長もしにくくなるし神経系のつながりも弱くなる。
やり切った感もないので不完全燃焼に…
とやったのに満足しないという最悪な状態になります。
なので最高重量更新するようなやり方じゃなく軽い重量で効かす方が相性いいということ。
重量を追い求められないデメリットをうまく生かしていきたいですね!
【まとめ】筋肉痛がある時でも軽めの重量ならOK!
解説ポイントまとめ
筋トレするメリット
- マッスルマインドコネクションが強くなる
- 筋肉痛の回復になる
- ルーティーンを守れる
- 代謝がアップする
筋トレするデメリット
- ケガの可能性がある
- 全力でトレーニングできない
ここまでをまとめるとこうなります。
何を重視するかで筋肉痛の時の対処を考えるといいでしょう。
ちなみに僕は少し痛むくらいならルーティーンを乱すのが嫌なのでやっちゃいます。
それでも、
- 軽~中重量
- フォームを固定しやすい種目
- ガッツリ追い込まない
この辺りを意識しています。
家トレっていうのもあるんですがケガが嫌なのでそこだけは徹底したい所。
あなたもメリットデメリットを理解して楽しい筋トレライフを送っていきましょう!